トップメッセージ

生涯のビューティパートナーとして、
美の可能性を世界へ広げる挑戦

コーセーグループは、創業80周年の節目にホールディングス体制へ移行します。その中核企業として株式会社コーセーは、「Your Lifelong Beauty Partner」を企業の“ありたい姿”に掲げ、お客さまに最も近いところで価値創造を担っていきます。「Global(グローバル)」「Gender(ジェンダー)」「Generation(ジェネレーション)」の視点でお客さまを広く捉え、多様なニーズに応える商品・サービスをお届けすることが、当社の使命です。

この使命を支えるのが、ホールディング体制における「求心力」と「遠心力」の役割分担です。持株会社が担う精緻な戦略性とガバナンス、オーナーシップに支えられた「求心力」がグループの大きな軸となる一方、株式会社コーセーは、とりわけ「遠心力」を体現する役割を担います。「機能価値」と「感性価値」を両立させたモノづくりと、コスメデコルテや雪肌精など多様なブランド開発力を一層磨き上げ、各ブランドが市場や世代、ライフスタイルに応じて個性を研ぎ澄ますことで、化粧品からウェルネスまで視野を広げ、人生のさまざまな節目に寄り添う新しい顧客体験を創出してまいります。

さらに、この「遠心力」で研ぎ澄ませた価値を世界へと広げるため、グローバル戦略にも大きく舵を切っていきます。自前主義にとらわれず、パートナー企業や研究機関との連携、OEM・ODMの活用を進めながら、地域に根ざしたブランドの獲得と、現地起点のマーケティングやモノづくりを強化します。各国・地域の生活文化や美容習慣に精通したパートナーの知見と、コーセーが培ってきた高い安全性・確かな機能性・感性価値を掛け合わせることで、その土地ならではの魅力を持ちながら、国や文化を越えて共感されるブランド・体験へと進化させ、変化の速い市場に“早く”着手し、“速く”実行していきます。

あわせて、グループ連携も一層強化します。ラグジュアリー事業やコンシューマー事業内でのブランド連携を進めることで、単なるコストシナジーを超えた「化学反応」が生まれると考えています。異なる市場・文化・強みを持つブランド同士が学び合い、組み合わせることで、これまでにない商品、サービス、体験価値を共創していきます。

コーセーは、これからもお客さま・パートナーの皆さまと互いを高めあい、新たな価値を生み出す「Beauty Partnership」を築き、一人ひとりが自分らしく輝ける未来を、美の力で創造してまいります。

㈱コーセー 代表取締役社長 田中慎二